将棋順位戦が熱い終盤戦へ。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


1月9日はC級1組順位戦第9回戦(全11回戦で抜け番ありの1人10局対局)
1月10日はB級2組順位戦第9回戦(全11回戦で抜け番ありの1人10局対局)
がありました。


その結果は
C級1組では千田翔太六段(23)が勝ち8戦全勝となりました。
残り2戦のうち1勝すれば、前期順位2位のお陰でB級2組への昇級が確定します。
7勝1敗が4人いますが、前期順位1位の永瀬拓矢七段(25)が残り2戦を全部勝てばB級
2組へ昇級です。
佐々木勇気六段(23)も7勝1敗ですが、永瀬七段が負けて自身が2連勝すれば、逆転で
昇級します。
他では、高崎一生六段(30)と近藤誠也五段(21)が7勝1敗なので、昇級のチャンスが
あります。


B級2組では野月浩貴八段(44)が勝ち8戦全勝となりました。
終戦の不戦勝が決まっているので、残り2戦のうちの1勝が確定しています。
つまり、最悪でも9勝1敗となり他に1敗者が1人なのでB級1組への昇級が決定しました。
おめでとうございます。野月八段は元B級1組の実力者です。


その只1人の1敗者が畠山鎮七段(48)です。
残り2戦のうち1勝すれば、前期順位1位なので昇級します。
6勝2敗組は、中村太地王座(29)、北浜健介八段(42)、横山泰明六段(37)の3人です。
6勝2敗組は、畠山鎮七段が2連敗しないとチャンスはありません。


それにしても、C級1組では9勝1敗、B級2組では8勝2敗でも昇級出来ない可能性が
あります。勝率9割でも昇級出来ないとは、何と厳しい世界なのでしょうか。
昇級枠は3人にした方が良いと思いますが。
そうなると降級も3人になりますが、流動性を増やした方が活性化する気がします。


1月18日〜19日は、B級1組とC級2組の順位戦があり、こちらもとても楽しみです。