将棋順位戦(A級、C級2組)の結果。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/

2月1日にA級とC級2組の順位戦がありました。

A級
　唯一の2敗(6勝2敗)だった豊島将之八段が負けましたが、久保利明王将と並んで
　6勝3敗のトップタイです。
　豊島八段が開幕から5連勝した時は、このまま独走かと思いましたが、そこから
　1勝3敗とA級の壁が立ちはだかりました。
　何だか一転して大混戦となっています。最終局(3/2)を残すのみとなりましたが
　可能性としては、最大6勝4敗が6人になってのプレーオフもあり得ます。
　誰が名人戦に登場するのか楽しみですが、予想はとてもじゃないけど出来ません。
　B級1組への降級は、屋敷伸之九段のみが確定していて、今期はあと2人が降級と
　なります。
　タイトル保持者の渡辺明棋王(4勝5敗)も降級の可能性があります。

C級2組
　8連勝でトップの藤井聡太四段が勝って9勝0敗となり、最終局を残してC級1組への
　昇級を決めるとともに、規定により五段に昇段しました。

　2人いた1敗組(7勝1敗)の今泉健司四段と佐々木大地四段が負けて2敗となりました。
　1敗組がいなくなったため、藤井五段はC級2組をトップで抜ける事が確定しました。
　さて、7勝2敗が現時点(2/9に残りの対局がある)では7人もいます。
　自力で昇級出来るのは、都成竜馬四段と増田康宏五段の2人だけです。
　最終局に勝てば昇級となります。
　他力本願ではあっても、残りの5人にもチャンスはあります。
　3月15日の最終戦に注目ですが、藤井五段には全勝を期待しています。

難関の三段リーグとC級2組を一期抜けするとは、やっぱり藤井五段は怪物君です。