コミック「将棋の渡辺くん」第3巻(2018-03-09)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


待望の第3巻が出ました。


前回の感想が2016年11月でしたから、1年半振りです。
私は連載(別冊少年マガジン)は読んでないので単行本待ちなのです。
そしてやっぱりの、安定の面白さです。
もちろん、モデルの渡辺棋王が面白いからですが、作者(渡辺棋王の奥さん)の観察眼
も冴えてます。


渡辺棋王の絵はデフォルメされてますが、他の棋士達は割とリアルです。
似てますが、本人達より2割増しで良く描かれています(笑)。
流石に、三浦問題には触れてませんが、これは生臭い話なので仕方ないか。
藤井聡太四段(当時)の話は出てきます。
「歳が離れ過ぎているから(18歳)、お互いの力がピークの時に当たることがない」
って、渡辺棋王のリアル過ぎる分析です。


渡辺棋王が、ケーキのモンブラン好きなのは、何となく知っていましたが「栗が嫌い」
って意味不明です。マロンクリームが好きなだけのようです。
ぬいぐるみ関連話も、相変わらずの理解不能さですが面白い。
名前の付け方は雑なのに、設定が異常に細かいのですよ(笑)。
二つのぬいぐるみをクリーニングに出そうとする奥さん。
それに反対する渡辺くん。
二つのぬいぐるみは、同じケーキ屋のパティシエなので一緒に出すと店を休業する
ことになってしまうから、という理由です。マジか(笑)。


他にも面白さ満載です。お勧めです。次巻は2019年の秋頃らしいです。