高垣彩陽さんの役へのアプローチが相変わらず凄い。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


ミュージカル『ひめゆり』に主演する高垣彩陽さん。
プラスフィなどで「初の主演」と言った時は、驚きました。
ZANNA』や『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』は主演じゃなかったよう
ですね。
確かに、タイトルにある人物名が主演という考え方というか、定義なのでしょう。
今までは、メインキャストという位置付けになるのでしょう。


閑話休題
さて、初の主演となるあやひーですが、「あやひごろ」(2018-05-08)で4月に沖縄
に行った事が書かれています。
もちろん、役を少しでも理解、感じるという目的のためです。
昔のインタビューの中でも
 「現場で役の心に近くありたいと思って、形から入るじゃないけど
 洋服とかもその役が一番大事にしている物を自分も実践してみるとか、
 役に対するアプローチを惜しまずにやれたらいいな、とは思ってます」
と語っています。
そう、「役に対するアプローチを惜しまない」というのが、あやひーの役作りの基本
になっていると思います。


広島の原爆投下直後に、広島で医療活動に従事したスイス人医師・マルセル・ジュノー
博士の生涯を描いた長編アニメ「ジュノー」。
この作品に出演したあやひー。博士を紹介する現代の女子学生役2人のうちの1人です。
この時も、アフレコ前に広島に行っているのです。
直接、広島に関わる訳ではない、案内役程度の役でもこれですからね。
後日、広島行きを知った時は心底、驚きました。


だから、今回の沖縄行きも「あやひーならば当然かな」という気持ちが強いです。
普通に考えれば、中々出来る事ではないと思いますが、あやひーだからね(笑)。
期待値が高くなってしまいます。全くもって迷惑なファンですな。


だけど、今回「あやひごろ」で真に驚いたのは、こんな記述があったからです。
 「13年前のひめゆりの時は沖縄に行くことができなかったので」


13年前の音大生時代に、あやひーは「ひめゆり」に学徒しず役で出演しています。
何と、その時も沖縄に行く気満々だったようです。
13年前の出演は、脇役の1人だった訳ですが、その頃から役に対するアプローチは
今と同じ真摯さだったとは、流石にあやひーです。


高垣彩陽さんに関しては、いつもこちらの予想を超える驚きと感動があります。