スワーヴリチャードは、混乱しているのではないでしょうか。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


天皇賞・秋(東京・芝2000m)は、単勝が圧倒的1番人気2.5倍のスワーヴリチャード
が10着(出走12頭)と惨敗しました。
表面的には、スタートで失敗して後方を進み、直線は内に入って伸びませんでした。


スワーヴは東京コースは得意な筈でしたが、意外な結果です。
私は1着予想で買っていたので、酷い事になりました・・・。
去年の有馬記念までは、中団から差してくるパターンでした。


ところが3走前の金鯱賞は、レースペースがやたら遅いせいか2番手から押し切り。
この時の自身の前半3Fと後半3Fは、39秒0−33秒8と後半が極端に速いです。


2走前の大阪杯。前半3Fと後半3Fは、38秒2−34秒1でした。
一見、金鯱賞と似たようなラップです。
駄菓子菓子、このレースは最後方から進み、3コーナーからまくって一気に先頭に
立ち、内ラチ沿いに逃げ切りました。
後半1000mのタイムが56秒5という凄いもので、ちょっと話題にもなりました。


前走は、何故か安田記念(東京・芝1600m)を使います。
前述のようにスピードあるので、マイルでも大丈夫と思ったらしいです。
前半3Fと後半3Fは、34秒8−33秒9でした。
前半3Fのラップは、スワーヴ史上最速でした。
デビューから芝1800m以上の距離を使っていたので、最初はゆっくり走っていた
のが、今回は最初から飛ばした印象です。
ずっと5番手を進み、直線はバテずに少し伸びて3着。


この3つのレースを見ると、レース振りに一貫性がありません。
彼は混乱しているのではないでしょうか。
「一体、レースとは何なのだ?俺にどう走れというのだ?」と哲学的に悩んでいる
のかも知れません。それを考え過ぎてスタートで失敗したし、レース中もそんな
事を考えていたのではないか。
特に安田記念は、彼にはカルチャーショックだったに違いありません。
そうでも考えないと、今回の凡走の説明が(個人的には)つきません。


まぁ、基本的には、安田記念使った調教師や馬主が悪いと思ってます(笑)。