スフィア4thアルバム「4 colors for you」(2014-06-25)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


アルバムとしては、3rdアルバム「Third Planet」(2012-07-11)以来です
から約2年ぶりとなります。ダジャレ気味のタイトルです。
全13曲中、新曲は4曲です。
「STAR'S ELEMENT」
「Jolly Dolly's Music!!!」
「Ding! Dong! Ding! Dong!」
「NEVER ENDING PARTY!!!!」
最後の曲がリード曲で、ミュージックビデオにもなっています。
【数量限定生産盤 Happiness Present Box】
【初回限定生産盤】
【通常盤】の3種類で発売ですが、【Happiness Present Box】には映像特
典も多く、高いけどこれを買えば問題ありません。
しかし、【通常盤】の意味ってあるんでしょうか。
スフィアの魅力は映像も大きいですからね。映像なしの【通常盤】って売る
方が、その魅力を伝える努力をしないでどうするんだよ。
【Happiness Present Box】には色々とおまけが付いていますが、風船は
どうなんでしょうか。ファンは小学生か(笑)。
フォトブックはもっと豪華にして欲しかったですね。
スフィアの2ndアルバム「Spring is here」における『Crystal Spring Box』
を知っているので、何だか物足りないなぁ。あれは重さも凄かったけど(笑)。
そうそう、あれはあやひーが「家宝にする」とか書いていましたっけ。

さて、新曲では「Ding! Dong! Ding! Dong!」が衝撃的でした。
4人のソロ部分がかつてない程に長く、各自の個性を際立たせています。
むしろ、カリカチュアライズ(戯画化)と言っていいほどの誇張ぶりです。
でも、これが実に心地良いのですよ。
みなちゃんの伸びやかな力強さ、ハルカスの突き抜けた能天気さ、あき
ぽんのウィスパーボイス、あやひーのソプラノ。
あやひーのオペラ風の歌唱をスフィアで聴けるとは思わなかった(笑)。
スフィアは、個性的な4人のソロシンガーの集まりなんだ、という事を再
認識しました。今まで何だか欲求不満だったのがスカっとしました。
流石は、ヒャダイン先生です。見直しました。


映像部分が楽しいです。
「NEVER ENDING PARTY!!!!」のミュージックビデオ。
ナウスカ以来となるダンスシーンが素晴らしいです。
みなちゃんは相変わらず上手いし、ハルカスとあきぽんは見栄えが良い
し、あやひーのダンスには「切れ」があります。
4人の楽しそうな表情も素敵です。
4 colors for you」のメイキング。
ジャケット写真撮影日はお天気が良くて、ハルカス「寝ちゃいそうです」、
みなちゃん「今すぐここで寝たいです」とリラックスモード。
あやひーの「いいでしょ!」が可愛い。
皆さん、慣れもあるのか意外とサクサクと進行している印象です。
「NEVER ENDING PARTY!!!!」のメイキング。
貴族のマネをするハルカス。「スフィアクラブ」を思い出します。
みなちゃんは、衣装を見て休日のショッピング気分「ちょっと高いな」。
あきぽんは、メガネをいくつも掛けて遊ぶ。
あやひー「眼鏡部だ!」
スフィア「メガ〜ネ!」
流行らなかった挨拶(笑)。
あやひーが使うべき小物を使ってしまうハルカス。
「あれっ?無い!無い!無い!」とうろたえるあやひー(笑)。
ハルカス、相変わらずの大雑把さです。しきりに謝ってましたが。
モニター画面を一人だけ、真剣にと言うか不安そうに見つめるあやひー。
いずれにしても、皆さん物凄く楽しそうなので、何よりです。
そういった現場の雰囲気は、不思議と観る者に伝わりますからね。
これは、あやひーが以前言っていたけど(笑)。
ダンスシーンの収録が終わり夕食タイム。
あきぽん「踊ったからお腹が減ったよ〜」
あやひー「それを見越してお肉にして下さったんだ」
あきぽん「何という気遣い!」
「お肉にして下さった」(笑)。何という丁寧さ!
あやひー、魚だったらどう言ったんだろう。


微かな密かな確かなミライ」のメイキング。
これも観たかったので嬉しいです。
ラストシーンで、ハルカスとみなちゃんが手を繋ぐ場面。
「うぇ〜ぃ!」とか囃しているのはあやひー?
ハルカス「誰だよ、誰だよあいつ?」
みなちゃん「(ハルカスを)別に好きなんじゃないからな」
ハルカス「(みなちゃんを)全然好きじゃねぇし!」
メンバーの仲の良さが伝わる小芝居でした。
「スタートダッシュミーティング Ready Steady 5周年!in 日本武道館」の
ダイジェスト映像。
10数曲のメドレー映像です。
1曲当たりが短すぎるとは思いますが、こんなものか。
スフィアらしさが凝縮された1枚で、全体的には満足です。
映像部分が非常に良かったです。シングルCDにもメイキングを希望します。


「ねぇ今夜逢おうよ」が「猫や青よ」に聞こえた。どんな空耳(笑)。

スフィア15thシングル「微かな密かな確かなミライ」(2014-05-14)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
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01.微かな密かな確かなミライ
02.Synchronicity


01.はアニメ「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」のエンディングテーマです。
例によって「前向きな曲」で、例によって既聴感があります。
ソロ部分が結構あるのは良いです。この曲の略称は「かひた」だそうです。
02.は前回CDのカップリング曲(Sincerely)と字面が似ているなあ。
面白い曲で、脱力気味の掛け合いみたいな声が何とも。
こちらも、ソロ部分が多くて大変よろしいです。
ところでタイトルの「シンクロニシティ」と言えば、心理学のユング先生ですな。
共時性」と訳されて「意味のある偶然の一致」です。詳しくは知らんです(笑)。
この件では、2013年08月23日とか2013年09月16日のブログでも書いています。
その意味するところは、詳しくは知らんです(笑)。
歌詞的には「通じるテレパシー」とか「心の波が揃う」とかが、それらしい程度で
スフィアの皆さんの「強気な女子を演じていこう」というメッセージソングになって
います(違う)。


ミュージッククリップは、4人別々の場所で撮影して、最後に全員集合となる構成。
4人が忙しくて集合出来なかった、とかの説もあるそうですが、どう考えても4人一緒
に撮影した方が楽だろが(笑)。
いつもよりは、ホワイトを抑えた画面ですがハルカスのパートでは、黄色が白っぽく
なりすぎています。やっぱり、若干の不自然さが。
その代わり、あやひーパートでは開き直った感があります(笑)。
あやひーは、グランドピアノのあるコンサートホールに佇んでいて、凄く似合います。
ただ、画面の色調はあんまり修正していないようです。
だから、4人を4分割画面で並べると、あやひーパートの色調が・・・。
色調に人工的に手を加えない方が、スフィアらしい自然さが出ると思うけどなぁ。


大人の考える事は分からないです(笑)。

スフィア14thシングル「Eternal Tours」(2014-02-26)

スフィア結成5周年のアニバーサリーCD。
01.Eternal Tours
02.Sincerely


今回はA・B・C・D4種類のCDを発売しています。
「Eternal Tours」とミュージックビデオは共通です。
「Sincerely」の最初の歌詞と、その部分を歌う人がA〜Dで異なります。
A:寿美菜さん。
B:高垣彩陽さん。
C:戸松遥さん。
D:豊崎愛生さん。
それぞれ「作詞協力」となっていますが、歌詞カード3行分(ワード数も少ない)なの
で、どの程度本人の想いが込められているのか、よく分かりません。
つまり、「Sincerely」の個人差は思った程は無いです。
メイキングは全くの別物で、これは面白かったです。
CD版「ひとりごと」の中の「ふたりごと」を実写にしたと言えばピッタリかな。
約25分あるので、スフィアのガールズトークが聴けます、観れます。
「Eternal Tours」はスフィアらしい前向きな曲です。既聴感(?)はあるけどね。
「Sincerely」はシットリした曲だけど、ライブではバージョン違いを順番にやるの
でしょうか。
4種類作るならば、ミュージックビデオも別物にして欲しかったなぁ。


ところで、「Eternal」という言葉が気になります。
「永遠の旅」とか「永遠の愛」とか日本語にすると、微妙に「死」の匂いがつきまとう
気がします。曲調と合わない印象がするけど、私だけか・・・。
そうか!、ジャケ写とミュージックビデオの黒い衣装は喪服だったのか!(笑)。


こういう売り方は今回限りにして欲しい。シングルCDに毎回メイキング付属を希望。

戸松遥12thシングル「ヒカリギフト」

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
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2014年1月15日発売。戸松遥さん、12枚目のシングル。
01.ヒカリギフト
02.Get you!!


前作「PACHI PACHI PARTY」に続いてノンタイアップ曲です。
タイトル曲は、本人曰く「ここまでしっかり『冬』をテーマにした曲は初めてですね。
今回はしっとり大人っぽく、"ザ・冬!!"の曲に挑戦しました(笑)」
まぁ、正直なところ曲としては平凡だと思いますが、ハルカスの歌い方には注目です。
前から言ってるけど、ハルカスの表現力は、こういうタイプの曲で生きます。
でも、アップテンポの「能天気」系の曲も似合うんですよね。
つまり、「戸松遥らしさ」を両方のタイプの曲に感じるんですよ。
この「許容範囲の広さ」は、ハルカス独特のものです。
カップリング曲は、アップテンポで定跡通りと言うか、予想通りです。


ミュージッククリップのハルカスの大人っぽさが、印象的です。
大人になったなぁ、見た目は(笑)。
戸松遥語り部の部分と、その物語に登場する女の子の両方を演じたいと思ったんです」
本を持っているのが語り部で、もう一人はスノードームの中の女の子だそうです。
そういう設定か。説明されないと全然分かりません。
表情の違いは、相変わらず面白いです。
特に、最初に本をチョイスしている時の表情は、ちょっと悪女っぽいぞ(笑)。


次は官能的な「アルゼンチンタンゴ」を、大人なハルカスに期待します。

スフィア13thシングル「Sticking Places」

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
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11月27日発売。タイトル曲は現在放送中の TVアニメ「勇しぶ」ED曲。
01.Sticking Places
02.輪郭の無い未来へと


タイトル曲は、いつも通りのポジティブな曲です。
歌詞へのツッコミは野暮なのでやめておきます(笑)。
そういう種類の曲でもないと思いますしね。
スフィアの皆さんが、歌詞に深い意味を求める気持ちは分かります。
歌う側には、それくらいの感情移入が必要だと思います。


面白いのは、やっぱりミュージックビデオです。
寿美菜子さんがブログで「いつもよりゆるいスフィアのPV。笑」と語っています。
イベントでも、割合自由に動いた様子が語られていました。
内容的には「Non stop road」に近く、色調的には「Third Planet」に近いかな。
白を強調したカラーグレーディングで若干の不自然さはありますなぁ。
そのせいで、たださえ白いハルカスのおみ足がさらに白くなっています。
おみ足と言えば、あきぽん以外の3人の露出度が高いです。
つい、そこに目がいってしまうのは私だけか(笑)。
卓球シーンで、ハルカスの本気モードの凶悪スマッシュ。
頭を抱えて逃げるあきぽんが笑えます。みなちゃん、本気で抗議か。
本当に緩いミュージックビデオですが、癒されます。


このミュージックビデオのメイキングが観たいです。

「戸松遥2nd live tour SunnySideStage」BD&DVD

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
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10月30日に発売になりました。
ゆっくり観られるのは週末だけなので、最近はこれ中心に観賞です。
まぁ、当然ですが映像が綺麗ですなぁ。
細かい部分まで記録されているので、とても満足です。
私は、ライブではアーティストの姿をじっくりと観察、いや拝見したいのです。
その点で言うならば、もう私がライブに行く意味は無いのかも知れません。
最近は、ライブやイベントで2階3階の最後方が恐ろしい位に定位置ですからね。
少なくとも、偽装チケット屋(今思い付いた)から買うのはよそう・・・。


最近問題の「食品偽装」。あれは、安い材料を使いながら高い料金を取るという点
では「食品詐欺」というのが正しいのです。
「フレッシュジュース」と称して、紙パック入りのジュースを1杯1400円で売るの
は、明らかに詐欺としか言いようがありません。
「だって面倒なんだもん」というのが、ホテルの言い分ですが、お客さんがその
「面倒な手間」にお金を払っているのが分かっていません。
同様に、「超先行販売」とか「先行販売」などと「良席提供」を連想させながら
最悪の席を販売し、あまつさえ高い手数料を取るのは、やっぱり詐欺だろ(笑)。


閑話休題
BD&DVDの内容は、戸松遥さんらしい祝祭感に溢れ、非常に楽しい物になっています。
ハルカスは、本当に楽しむ事において天才だな。
歌唱も「オレンジ☆ロード」の時より、全体的に音程がシッカリしています。
ハルカスは、元気な曲のイメージが強いのですが、その真価はスローな曲にあるとは
以前から主張している通りです。
今回は「産巣日の時」はありませんでしたが、「naissance」における切なさの表現
に痺れました。
能天気な「渚のSHOOTING STAR」も非常に良く似合ってます。
この「許容範囲の広さ」は、ハルカスを語る上ではずせないポイントです。


駄菓子菓子、今回一番面白かったのがメイキング(笑)。
「ココロ☆ハルカス」でも触れていたけど、スッピン映像が多いのです。
そして、特筆すべきはスッピンの方がメイクした時より、はるかに可愛いのです。
遥だけにね・・・。
こうもハッキリと結果が出た以上、よほどコンディションが悪い時以外はスッピン
でいいんじゃね?というのも無理か。
でも、素材の良さが証明されて嬉しいですよ。


ハルカスにとって、メイクの意味って何なのでしょうか(笑)。

戸松遥11thシングル「PACHI PACHI PARTY」

2013年7月10日発売。戸松遥さん、11枚目のシングル。
01.PACHI PACHI PARTY
02.Tomorrow


珍しくノンタイアップ曲です。
2010年夏の「渚のSHOOTING STAR」以来でしょうか。
今回の曲は、ノリノリのサンバ調で「渚のSHOOTING STAR」の「能天気」系の意匠
を受け継ぐもの。単純に、ハルカスに一番似合っていると思えます。
ミュージックビデオも「渚のSHOOTING STAR」同様にエキストラが多数出演です。
「働かない店員シリーズ」であることも一緒(笑)。
ただ、曲はやや単調で「渚のSHOOTING STAR」の破壊力には及びません。
妙な合いの手は面白いけど。
このシリーズはハルカスにしか出来ないので、是非続けて欲しいのですが、より
インパクトのある曲を希望します。


カップリングの「Tomorrow」
まさかの、ほぼア・カペラのバラード曲。
戸松遥さんの守備範囲の広さは分かっていますが、結構意表を突かれました。
曲のタイプを固定されないように、あるいはイメージを固定されないための変化球
だと思いますが、そんな事はとうの昔に分かっています。
「産巣日の時」を知らない新しいファンに対するアピールと読めなくもありません。
このタイプの曲の方が、役者としての表現力は生かせると思います。


サンバの次は官能的な「アルゼンチンタンゴ」でどうでしょうか。