第2回スーパー声優オーディションの行方

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


ミューレのオーディションも最終段階みたいですが、個人的な感想を言わ
せてもらえば、もうスフィアみたいな成功は難しいのかなと。
声優としてはともかく、ユニットの場合はね。


今回応募した人達は、当然スフィアの成功を知っている訳ですが、そういう
「成功した会社に就職」みたいな安定志向の中からは才能を見出すのが困難
な気がしてしまいます。
前回の応募者は、よく分からない会社に自分の夢を賭ける冒険心があったの
は確かです。
その中から戸松遥さん、寿美菜子さん、高垣彩陽さん、豊崎愛生さんの個性
と才能が集まったのは、何だか一種の奇跡みたいなものだなと感じています。


今回のオーディション受験者の中にも、当然そういう才能や個性を持った人
はいると思います。しかし、今回は受験者の総数が違いますからね。
宮本マネージャーは「今回も選考は感覚を大事に」みたいな事を言っていま
す。つまり、前回と同様の基準で選考をするらしいです。
しかし、この5年間で宮本マネージャーの意識も変化している筈ですし、応募
者の質も変わっていると予想されます。何と言うか、選考側と応募側の相対
的な関係が5年前とは違っているのではないでしょうか。
そこで同じ事をやって大丈夫かな、という心配はあります。
人は成功体験から逃れられません。同じようにやったつもりでも時代の変化
に対応出来る保証はありません。
うーん、別に失敗を願っている訳ではないんですが、根が心配性なんで(笑)。


第2のスフィアが誕生したら、宮本マネージャーは「神」という事ですね。