高垣彩陽さん、『愛の陽』について語る。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


リスアニ!TV」で2週連続というか、分割されたインタビューがありました。
あやひーのお姿も拝見出来て、肉声も聴けたので大変良かったです。

あやひー「今回、CD8枚目なんですけど、ノンタイアップでリリースさせて頂くのは
初めてで。今までは作品という拠り所があってのテーマだったりでしたが、今回は
ゼロから「高垣は何がやりたい?」と言われた時に、やりたい音楽の構想を話させて
頂いて。普遍的な大きなメッセージがふさわしいという事で、じゃあ「愛を歌おう」
という事になって(笑)」
−歌いたかった音楽について。
あやひー「クラシカルな部分もありつつも、ポップスな部分もありつつも、ちょっと
シンフォニックでオーケストラチックな楽曲で、何よりカデンツァが入っている曲を
いつか歌ってみたいと思っていました」
そりゃ、壮大な曲にならざるを得ないわな(笑)。
Evan Callさんに作曲を頼んでから
あやひー「言ったはいいけど、これを歌わなければならないとう事で、久しぶりに声楽
の先生の所に行って、発声練習をして準備していました(笑)」
やっぱり、気合いの入り方も違っていたのか。
−歌唱法のルーツについて。
あやひー「小学校の時から声優になりたかったので、高校を卒業したら演技を勉強出来る
学校に行こうと思っていました。中学・高校の音楽の先生が「あなたは是非音大に行った
方がいい、声楽をキチンと勉強して欲しい」と言われて、母からも「声優になるにしても
何か基礎を学んでおく事は、後々表現の力になるから」と言われて、音大を受験しました」
このあたりは既出だけど「声優になるために音大」が凄過ぎます。ソリストを目指す人が
一人は犠牲になった訳です(笑)。
大学時代は忙しすぎたそうです。
あやひー「しまった、これは遠回りだったかも知れないと悩むぐらいに、学校の事が大変
だったな、という印象がありますね(笑)」
そりゃそうでしょう。だって音大はソリストを目指す人が集まるんだから。
あやひー「今、大学時代の私に声をかけてあげられるなら「無駄じゃないから、とにかく
頑張りな」と言ってあげたいです(笑)」
あやひー「音大を勧めてくれた先生と母には、本当にその通りだな、と感謝です」


『愛の陽』のテーマは「愛」と「始まりと終わり」だそうです。
あやひー「人間は何かに愛されて愛して生きているし、最終的に何かを伝えたいとしたら
「愛してる」なんじゃないかなと思う事と、始まりがあれば終りがる。でも変わらない事
もあるという普遍的なものを歌いたいと思いました」
それを文章にして作詞家に伝えたそうです。
オールロケのミュージックビデオのお話がありました。
白馬は「前進するモチーフ」との監督からの説明。だから、それは競馬からだって(笑)。
−カバー曲を歌い続ける思いとは。
あやひー「私が歌っているのをキッカケに、誰かがその音楽との出会いがあったらいいな
という思いもあって。趣味を広げて下さった方のお話を聞くと、自分がそうであったよう
に、人生の中で好きな物が増える事は、すごく素敵な事だと思います」
あやひーは「愛の伝道師」だな。
−あやひーにとって『愛の陽』とは。
あやひー「自分が今までやってきた事を通じて、今出来る事をこの1曲に詰め込んだので、
高垣彩陽史上としても、キーポイントの作品になるのかな、と感じています。これから、
先に進んで、もっともっと自分の思い描く表現に近付きたいと思っています」
あやひーの会心作だというのが、よく分かりました。


しかし、中学・高校の音楽の先生は、声楽のソリストになる事を勧めたんだよね(笑)。